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救急外来の受け入れ拒否による、東京在住の妊婦さんが亡くなられた事件は記憶に新しいですが、全国の救急病院でも同じような事例があり問題となっています。救急外来の医師不足も問題ですが、コンビニ救急という言葉が生まれるほど利用者側にも問題があるようで、安心できる医療体制をいち早く築いて欲しいものです。
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救急外来で病院に行った経験があるでしょうか。 日本の医療体制は、各都道府県ごとにそれぞれが医療計画を作成し、それに基づいて救急指定病院の指定などを行っています。 ただ、実際の医療現場では医師・看護士の人数が充分確保されておらず、夜間の救急車からの搬送受け入れを拒否され、 いくつかの病院をたらい回しにされた挙げ句に病状が悪化してしまったというような残念なニュースもときおり耳にします。 2008年10月4日に東京都で発生した、妊婦が8つもの病院に受け入れ拒否され、 都立墨東病院で死亡した事件はまだ記憶に新しいところです。 全国的にも同様の事例がいくつも報告されており、大きな問題となっています。
救急外来の受け入れ拒否とまではいかなくても、こんな程度の軽い症状でわざわざ来なくても良いのにという感じの対応をされたということも耳にしますね。 実際、コンビニ救急という言葉が生まれるほど、利用する側のモラルが低下して、 簡単に救急車をまるでタクシーのような感覚で呼ぶような例が増えているということで、 対応する病院側によけいな仕事が増えているという問題もあります。 そのことで、救急医療に携わる医師・看護士の労働環境がますます悪化して、 肉体的・精神的に限界が来て離脱してしまう担当者もいるとの事です。
救急外来について、先の東京での周産期医療の例では各病院の受け入れ拒否の理由として、 @土日は基本的に母体搬送を受け入れていない、A集中治療室が万床だった、B別の急患があり手一杯だった、 C当直医が他の分娩に対応していた、等が報告されていますが、おおむね、現場の人手不足によるところが大きいように思われます。 1990年代ごろに厚生労働省は医師をあまり増やさないような政策を採っていましたが、大変な失策だったと言わざるを得ません。 安心できる医療体制をいち早く築いて欲しいものです。